怒りやイライラを感じないようにすると・・・
月曜担当渡辺真紀です。
日本海側の皆様、雪はいかがでしょうか?
今週もまた強い寒波がやってきているということで、心からお見舞い申し上げます。
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夫とうまくいかなくて本当にしんどかった時の私の話です。
これ以上夫との出来事でわき起こる感情に振り回されていたら、病気になってしまうと思った私は、「無」の状態になることを覚えました。
目の奥の生気をオフにするというか、目は開いているけれど、全てをシャットダウンする感じで、無になることを覚えました。
無になると、何にも感じません。
怒りも悲しみも、感じなくなります。時間だけが流れる何にもない世界に自分だけがワープする感じです。
これは得策だと思いました。
泣いたり怒ったり、思いを伝えようと声を荒げることをしないので、エネルギーを使いません。
夫の暴言や威嚇するような大きな声が自分の頭の上を流れて行く感覚でやり過ごせば、とりあえずは時間がすぎてくれました。
夫の暴言はスイッチが入ると止まりません。お風呂に入ってもまだ追いかけてきて自分の言いたいことが終わるまで大声を荒げました。
お風呂のバスタブに使って、暴言が済むまで水の中に潜ってみたこともありました。
それでも止まない夫の怒鳴り声に、無になることはとても私には効果的に思えました。
でもね、こういうネガティブな感情を感じないようにすると、実は大事な「嬉しい」とか「楽しい」という感情まで感じなくなるのです。
少し前に「インサイド・ヘッド」という映画がありましたが、まさにあの通りです。
子供が大好きと言って抱きついてきても、あまり可愛いとか嬉しいとか思わなくなりました。
息を吸って吐いて生きているだけになりました。
それってすでに病気だよねと今は思えますが、独身時代に職場での激務が原因で鬱になったことがある私は、ああならないために、無になることを選んだのでしたが十分におかしい世界にいたと思います。
喜怒哀楽どれも大切。
悲しいとか腹がたつという感情はなるべくなら感じたくないですが、でも、それを感じようとしないがあまりに嬉しいまで無くしてしまうと本当に病気の道にまっしぐらになります。
そんな時に、ギリギリまで我慢することは得策ではありません。
そのうえで上手に悲しいとか腹がたつという感情ともおつきあいできると良いです。
花咲塾ではそういうこともみんなで学びます。
なかなか辛いことだらけになってしまっている時は、どうしたら良いのかわからないと思います。
そういう時こそ支え合える仲間、ともし火になる学びがあることが救いになります。
あなたが辛い状況の時、花咲塾のことを思い出してくれたら嬉しいです。
5年経ち、こんな笑顔で自分の好きなことができるようになりました。
あなたの未来も、きっと明るいと信じています。