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雨が降ったら

月曜担当の渡辺です。

今年の春に末っ子が小学生になり、毎日の徒歩送迎から解放されました。

毎日、毎日、雨の日もかんかん照りの日も、寒い日も風の強い日も、歩いて幼稚園に通うのは、車生活に慣れた私には、当時は苦痛にしか感じませんでした(苦笑)。たった5分なのに!

でも、卒園式が近づいた頃、息子と手を繋いで、歌を歌ってこのたった5分の道のりがとてつもなく愛おしく感じました。

末っ子が幼稚園に通い始めた頃の私は、夫の暴言やらモラハラやら女性問題やらで、本当に歌でも歌わないと歩いていると涙が流れてくるくらいで、日々平静ではいられなかったのでした。

いつも悲しみや悔しさ、憤りを吹き飛ばすように大きな声で歌を歌って通う。

そんな幼稚園までの道の途中にある昔ながらの八百屋さんは、開店準備をしながら私たちに毎日「おはよう!」と声をかけてくれて、「いつも楽しそうだね」「お母さん歌上手だね」「いいお母さんだ!」「いつも元気で挨拶ができてかわいい子だ!」と褒めてくれて、楽しそうに手を振って見送ってくれました。そして帰りは出迎えてくれました。

雨が降ったら、息子はカッパを着て。

私も長靴を履いて八百屋さんの前を歩きます。

雨が降ったら、雨なりの対応をして出かけます。

至極当たり前のことですが、雨を止ませようと空に向かって叫んでみたり、雨を止ませるための舞を踊ったりなんてしません。

踊っても良いんですけど、効果的かといえば、即効性はありません。

雨が降ったら、傘をさす。カッパを着る。長靴を履く。

そうしたら

濡れないで、幼稚園にはたどり着ける。

 

 

夫の暴言やモラハラ女性問題に悩んでいた時に、最初は一生懸命にやめてほしいと訴えていましたが、ある時「雨と同じかも」と考えるようになりました。

だからと言って、言うことをやめたわけではありません。

だって言わないと伝わらないもんね。

でも、それと区別しなくちゃいけないのは、雨が降ったら雨なりの対応をするように、現状を現状だと受け取って、で、どうするの?を冷静に考えて対処すること。

例えば、経済的なDVがあれば、なんとかお金をもらおうと話し合うことも大事だけれど、自分が働くことも大事。

我が家で言えば子供の行事に来ないとか、子供にも暴言を言ったりとか、そんな時期もありました。

本当に人でなしだと思いましたけど(苦笑)、それはそれ。

父親が参加しようましまいが、親が参加しなくてはいけない行事はある。

夫が行かないなら、私が行くだけ。

子供に暴言を吐いたら吐いたで、本当にひどいと思うけど、暴言は雨だと思い、それをしのぐだけ。

ただただ子供達にはあなたたちは本当にいい子なんだと伝えるだけ。

そして、本当に人でなしだけど、父親であることも事実。

どれもこれも、雨が降ったら傘をさすイメージで。

いつまでもいつまでも雨は降らない。

雨の中、手を繋いでカッパ姿の息子をかわいいな〜と思いながら歩いたあの日。

かわいいその瞬間のありがたさに、あの時はあまり気がついていなかったけれど、それでも必死に手を繋いで送迎したあの時は私の宝物です。

我が家の夫が降らせていた雨も、傘をさしてしのいでいるうちに、だんだん小降りになり、いつの間にか止みました。

この先も、雨はまた降るかもしれないけれども、雨が降ったら降った時に、降ったなりの対応をするだけ。

もちろん、雨が降らないところに逃げたっていいんだよ。

次に雨が降ったら、絶対にダッシュで逃げます、私。

だからね、どうするかは自分次第。

きっとあなたなら大丈夫だよ!