私は現在「パートナーシップ・デザイナー」として、対話を通じて自分の声、”無意識の声”に気づく時間を届けています。
もともとは、2011年に心理カウンセラーとして独立したのがスタートでした。
当時の私は、とにかく「もっと役に立ちたい」「もっと確かな支援ができる人になりたい」という思いに突き動かされ、いろんな資格を取ったりと学びを重ねる日々を送っていました。でも、どこかでずっと感じていたんです。「これで本当にいいのかな」って。心の奥には自分の未熟さへの不安が残り続けていました。
そんな私にとって、大きな転機になったのが2013年。『ディブリーフ』という手法に出会ったんです。この出会いは、まさに“自分の本音”と向き合う時間でした。知らず知らずのうちに抱えていた思い込みや怖れに気づいたことで、「本当は、どう生きたいのか?」という問いに立ち返ることができました。
そこから、私自身の在り方が大きく変わっていきました。
そして今は、この体験で得たものを、必要な誰かに届けていきたい――そんな思いでディブリーファーとして活動しています。
大切にしているのは、どんな人の中にもある「天才性」に光をあてること。
それは、特別な才能やスキルではなくて、気づかれずに置き去りにされてきた“その人らしさ”そのものです。
たとえ今は迷っていたり、うまくいかないと感じていたとしても、その中にもきっと、何か大切な意味や可能性が眠っている。そんな信頼を持ちながら、これからも誰かの「自分らしい人生」への歩みに、そっと寄り添っていけたらと思っています。